L/Cの測定にやっかいなのは浮遊容量やL成分の存在。しかも、配線の仕方や測定ケーブルの有無によってそれらの値が変わる。測定精度を少しでも改善するために、ゼロ調整をやる方法が取られている。

つまり、測定という作業においては、少なくとも以下3つの状態が考えられる。
 状態1、測定ケーブルをつなぐ前。発振周波数から内蔵の高精度C0から内蔵L0を算出する。
 状態2、測定ケーブルをつないだが、測定パーツL/Cをつなぐ前。浮遊容量やL成分を算出する。発振周波数1つで両方を計算することは無理なので、浮遊容量かL成分かどちらかに絞る。また、浮遊容量とL成分を正確に算出するには、浮遊容量では測定ケーブルをオープン、L成分ではショートしないといけない(面倒だし、忘れそう)。
 状態3、測定パーツLかCをつないだ状態。発振周波数を読み取り、状態2の分をキャンセルする。

状態1は、オリジナル回路では、立ち上げ時のリレー動作で作り出している。状態2と状態3を明確に区別したL/Cメータもあるが、オリジナル回路では区別していないようだ。でも、微小インピーダンスやキャパシタンスを測るのであれば、区別すべきだろうね。

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