データベーススペシャリストの試験は2週間後に控えている。自分にとって初めての情報系試験になるので、午前1(50分)、午前2(40分)、午後1(90分)、午後2(120分)の4科目をすべて受けないといけない。

目下は午後2対策を練りっている段階。とくに例年過去問の問2を中心に学習分析している。

問2を解くのに、問題文、概念データモデル(概念図)、関係スキーマの三者対応を理解することががキモと言われる。約10ページの問題文を一字一句理解し、概念図とスキーマに反映させることは読解力・集中力の勝負でもある。

ただ、試験問題に良問が多いとはいえ、理解に苦しみ、突っ込み満載のものもあろう。出題者の意図を浅く理解することも、逆に深すぎることもダメのようで、出題者の心理、視点を把握するコミュニケーション力も必要と言われている。

以下では、問題文の一部を例にとって、三者対応を考えていくことにする。

<問題文>(H21午後2問2により)

1. 会員の概要

(1) Q社は、顧客に対して、商品の受注に先立って、会員登録をしてもらっている。会員登録は、はがきまたはファックスで行われる。Q社は、顧客の会員登録申込みに対して、一意な会員コードを付与する。

→関係スキーマへの対応:
会員(会員コード、…)

(2) 既に会員登録していることを忘れる顧客が、再度申込みをしてくることがある。そこで、会員登録申込み時に、同じ住所・氏名の会員登録が既にあった場合、申込みをしてきた顧客に対して、既存の会員コードを提示して、新たに登録はしない。

→関係スキーマへの対応:
会員(会員コード住所、氏名)
再度申込みや登録済者への対応云々の内容を関係スキーマに反映させるべきだが、公式回答はそこまで要求していなかった。仕方なく、SQLで別途処理するということで自分を納得させよう。

(3) Q社では、会員の家族構成を重視しており、可能な限り把握することにしている。家族構成は、家族構成コードで一意に識別される

→関係スキーマへの対応:
家族構成(家族構成コード、家族構成名、家族構成内容)
会員(会員コード、住所、氏名、家族構成コード)

(4) 会員と同居する家族が、別に会員登録を行うことがある。カタログの送付先をまとめるために、定期的に、同居家族をまとめる申込みを受け付けるようにしている。同居家族をまとめる申込みでは、代表会員とその家族会員を明記してもらい、この申込みに基づいて、家族会員から代表会員への対応付けを行っている。

→関係スキーマへの対応:
会員(会員コード、住所、氏名、家族構成コード会員区分)
代表会員(代表会員コード)
家族会員(家族会員コード代表会員コード)

(5) 会員から、住所、氏名、家族構成などの変更の通知があった場合は、それに応じて会員登録内容を変更している。

→関係スキーマへの対応:
会員(会員コード、住所、氏名、家族構成コード、会員区分、登録年月日、変更年月日)

→上記の関係「家族構成」、「会員」、「代表会員」、「家族会員」を概念図に直すとつぎになる。

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2. 商品

(1) 商品とは、カラー、サイズを問わず、商品単価が同一で、カタログに写真や説明文を掲載する単位であり、商品コードで一意に職別している。

→関係スキーマへの対応:
商品(商品コード、商品名、商品単価)

(2) 商品は、商品分類とターゲットで分類している。
a. 商品分類には、大分類、中分類、小分類がある。
b. ターゲットとは、商品の対象年齢層を分類するものであり、各商品に一つ設定する。

→関係スキーマへの対応:
大分類(大分類コード、大分類名)
中分類(大分類コード中分類コード、中分類名)
小分類(大分類コード中分類コード小分類コード、小分類名)
ターゲット(ターゲットコード、ターゲット名、年齢層)
商品(商品コード、商品名、商品単価、大分類コード中分類コード小分類コードターゲットコード)

(3) 商品単価を変更することがある。その場合、履歴は保持せず最新の単価だけ保持する。

→関係スキーマへの対応:
商品(商品コード、商品名、商品単価大分類コード中分類コード小分類コードターゲットコード)

(4) 注文を受け付けるための、商品をカラー及びサイズで細分化した単位をSKU(Stock Keeping Unit)と呼んでいる。SKUは、SKUコードによって一意に職別される。

→関係スキーマへの対応:
カラー(カラーコード、カラー名)
サイズ(サイズコード、サイズ名)
SKU(SKUコード商品コードカラーコードサイズコード)

→上記 2.商品 部分の関係スキーマ「大分類」、「中分類」、「小分類」、「ターゲット」、「商品」、「カラー」、「サイズ」、及び「SKU」を概念図に直す。

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3. ブランド

(1) Q社では、同一コンセプトをもった商品群に対してブランドを設定している。現在のブランド数は、20強である。

→関係スキーマへの対応:
ブランド(ブランドコード、ブランド名)

(2) 商品が、どのブランドに属するか特定した上で、そのブランドイメージに従って企画を行う。

→関係スキーマへの対応:
商品(商品コード、商品名、商品単価、大分類コード中分類コード小分類コードターゲットコードブランドコード)

→関係スキーマ「ブランド」を概念図に追加する。

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