今回のターケットマシンはネットブック。HDDへのアクセスは超簡単。

台湾 ASUS社 EeePC 1000H
OS Ubuntu 14.04.1 LTS 32bit
CPU Intel Atom N270 1.60GHz × 2
グラフィック Intel GMA 950
ディスプレイ 10型 1,024×600ドット(WSVGA)
内蔵メモリ 2GB
内蔵HDD 160GB

前回はSSDがHDDと同容量だったので、ツール gddrescue によるディスク丸ごとコピーで簡単に済ませたが、今回はHDDよりもSSDの容量が小さいので、多少苦労した。

新調したSSDは Samsung 840 EVO 120GB というもの、7500円。中身が東芝製だった前回と敢えて違うブランドを選んだ。

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PCの外付けドライブとして使えるために、いつも持ち歩いている外付け用2.5インチHDDボックスから、中のHDDを取り外し、代わりにSSDを装着。

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それをノートPCに繋ぎ、さらに、Ubuntu 14.04LTS が起動可能なDVDを外付け光学ドライブに入れ、ノートPCのBIOSを設定しなおし、外付け光学ドライブから起動した。

作業は以下のとおり。

  1. ツールGParted Partiton Editor を使って、SSDのパーティション /dev/sdb1、スワップ領域 /dev/sdb2(/dev/sdb5)を作成する。スワップ領域のサイズは、Ubuntuがデフォルトでは、内蔵メモリ2GBに対して等容量の2GiBを確保し、ディスクの末尾に配置するようになっている。
  2. ツールGParted Partiton Editor を使って、HDDのパーティション /dev/sda1 を、SSDのパーティション /dev/sdb1 と同等か、それ以下のサイズに縮小する。つぎの作業3のコピー時間を考えると、最小サイズ(実際に書き込んだファイル量)に縮小したほうが賢明だろう。
  3. ツールddrescue を使って、/dev/sda1 を /dev/sdb1 にコピー。
  4. ツールGParted Partiton Editor を使って、SSDのパーティションをチェックする。必要があれば修正。
  5. ツール boot repair を使って、/dev/sdb を起動可能にする。
    参考URL: https://help.ubuntu.com/community/Boot-Repair

その後、ノートPCから、内蔵のHDDを外し、SSDをつける。

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問題なくSSDから起動するはずだが、UUIDが異なるとのエラーメッセージが表示されるので、起動後、コマンド sudo ls -l /dev/disk/by-uuid でUUIDを表示させ、手動で /etc/fstab ファイルを修正すると良い。

こうやって、暫く EeePC 1000H は Ubuntu 専用機として活躍してもらおう。Windowsでは問題だった解像度1024×600がUbuntuではOK。なお、ファンクションキーF11を押せば、アプリがフルスクリーンに拡大表示される。

SSDのスピードをついでに計測してみた。Ubuntu内蔵のツール hdparm を使用。

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数台ならなんとかなるが、数十台や数百台のPCを管理するのはとても大変。セキュリティのことだけでなく、OSのアップデートとソフトの更新だけでもしんどい。とくに、長期間使っていないPCのOSアップデートは最悪。Windows Update はなんとかならないものか。ダウンロードは時間がかかるし、終わった思ったら、さらに新しいUpdateが待ち構えている。

Linux系なら何もしなくても勝手にやってくれるのに。

学生のために用意したPC教室を止めて、学生自前のPCを持たせる大学がだいぶ増えたのもこういう理由かもしれない。

突貫工事でMovableTypeからの移行を済ませた。時間が最も費やしたのはWordpressのインストールだった。

当初は、マルチサイトという言葉(ひとつのサーバに3つのブログ・サイトを立ち上げる)に引っかかって、ひとつのWordpressにマルチサイトを開設しようとしたが、なかなかうまく行かなかった。

幸い、データベースシステムは自宅サーバにあるので、Wordpress用のデータベースを廃棄してしまえば、最初からのクリーンインストールが何回でもできる。逆に、データベースを弄らないと、試しに作ったページはいつまでも残ってしまい、再インストールは頓挫してしまう。

最終的には、ひとつのWordpressではなく、3つのデータベースをつくって、ブログ・サイトごと用のWordpressをインストールした。いままでのURL名、/bal4u.dip.jp/daily/のdailyがそのままディレクトリ名になるので好都合。

MovableTypeからの移行作業自体はあっというまに終わった。MovableTypeからエクスポートを実行して、全記事のテキストファイルをもらい、そのままプラグインを経由して、Wordpressにインポートさせると、何千もの記事でも移行してくれた。

勿論、写真やリンク、中国語文字化け等の問題は残っているが、時間をかけて修正するつもり。

リング切れチェックソフト LinChecker を使って調べてところ、いくつかの問題を発見。
① 記事(エントリー)のURLが変わったことによるリンク切れ
② 縮小画像(Thumb)がなくなった。大サイズ画像はリンクで表示されている

デーマやデザインの変更はまだこれから。トップページの作り方はよく分からないので、手作業で暫定版をつくっておいた。

他人にログインされる危険が高いので、それなりの対策を導入したが、IPアドレスの制限等、さらなる工夫が必要。

慣れるまでは暫く時間がかかる。でも、これからは忙しくなるから、どこまでブログに時間をかけていいか心配。

手持ちのHDD2台(1GB)をさらに組込み、新サーバ機の総実効容量が1.5TBになった。そして、以下のサービスを可能とした。

NTPサーバ(正確な時計が必要なため)
SSHサーバ(リモートログインして、設定などをいじるため)
HTTPサーバ(ブログシステムのため)
FTPサーバ(常時稼働ではなく、イザの時に使う)
メールサーバ(Gmailは信用できないから)
IMAPサーバ(PCからメールを見るため)
データベース・サーバ(ブログシステム等に必要)
Sambaファイルサーバ(PCのバックアップや共有)
DLNAサーバ(テレビ録画用)
AFP ファイルサーバ(MAC OSXバックアップ用)
VPNサーバ(外出先から自宅LANを使うため)
ブログシステム(Wordpress)

携帯一台あれば何でもできる時代でも、色々なサービスを安心して受けるにはやはり自前のサーバが最適。

最も重要なブログシステムの移行を一日も早くやりたいが、生憎日曜に試験があるし、来週は忙しいので、来週末に先延ばす。MovableType から WordPress への移行が簡単にできるか、不安が多い。

それにしても、新サーバ機はとても静か。CPUの動作周波数が800MHzと低く、グラフィック機能が大変貧弱で、マザーボード自体の発熱が少ないようだ。向こう10年しっかりと働いてもらいたい。

SSHは外部に開けたら、アタックしにくるのが多い。ログを眺めてみて面白い。沢山の手立てを考えていたので多分大丈夫だと思うが、長期間留守の間は勿論ポートを閉じておく。

OSインストール時に、CentOS 7 ではソフトウェアRAID1が導入できず、ひとつ古いバーション CentOS 6.5 ではとうまく行ったことを前回の記事に書いた。

さて、RAID 1 について、以下のことを時間をかけて確認したい。

1.それぞれのHDDを外してもちゃんと動くか。
2.2台のHDDは本当にミラーリングになっているか。内容の照合はどうするか。
3.故障したとして、HDD交換を行った後に、再びRAID 1にするにはどうすればいいか。つまり、復旧の手続き、
上の3点について確信をもてないと、とても安心できない。

しかし、1の確認作業では、見事に失敗。どちらか片方のHDDを外すとOSは起動しないのだ。がっかり。

気を取り直して、OSをもう一度インストールしなおした。理由は分からないが、2度目のチャレンジではうまく行った。つまり、2台のHDDをそれぞれ取り外しても、ちゃんとOSが立ち上がる。また、自分のつくったファイルがそれぞれのHDDに書き込まれたことも、外された状態で確認できた。

HDDが一旦外されたので、ミラーリング状態でなくなる。そのことはつぎのコマンドでも確認できた。[UU] であるべきところが[_U]か[U_]になったのだ。

[root@b2 ~]# cat /proc/mdstat
Personalities : [raid1]
md1 : active raid1 sdb1[1]
      524224 blocks super 1.0 [2/1] [_U]
md2 : active raid1 sdb2[1]
      4192192 blocks super 1.1 [2/1] [_U]
md3 : active raid1 sda3[0]
      483535680 blocks super 1.1 [2/1] [U_]
      bitmap: 4/4 pages [16KB], 65536KB chunk
unused devices: <none>

そこで、両HDDの同期作業を行い、再びミラーリング状態にする。

[root@b2 ~]# mdadm -a /dev/md1 /dev/sda1
mdadm: re-added /dev/sda1
[root@bal4u-2 ~]# mdadm -a /dev/md2 /dev/sda2
mdadm: re-added /dev/sda2
[root@bal4u-2 ~]# mdadm -a /dev/md3 /dev/sdb3
mdadm: re-added /dev/sdb3

そして、もう一度RAID 1状態の確認。

[root@b2 ~]# cat /proc/mdstat
Personalities : [raid1]
md1 : active raid1 sda1[0] sdb1[1]
      524224 blocks super 1.0 [2/2] [UU]
md2 : active raid1 sda2[0] sdb2[1]
      4192192 blocks super 1.1 [2/2] [UU]
md3 : active raid1 sdb3[1] sda3[0]
      483535680 blocks super 1.1 [2/1] [U_]
      [=========>………..]  recovery = 49.3% (238714752/483535680) finish=40.0min speed=101984K/sec
      bitmap: 3/4 pages [12KB], 65536KB chunk
unused devices: <none>

パーティション /boot およびswap領域は容量が小さいので、あっという間に同期作業が終了したが、パーティション / は40分かかってやっと終了。

上のテストを経て、確かにRAID 1 になっていることに納得した。めでたし。

OSがなければ、サーバ機でも1万円台で手に入る。良い世の中だ。逆に考えると、数万円もするOSって何なんだ。Win 8 はまだ2年しか経ってないのに、今月末にまた Win 9 を出すとか。マイクロソフトはいい加減にしてくれ。

そういうことで、サーバ機には当然のごとく、無料のサーバ用OSを入れる。また、信頼性を少しでも向上させるため、今回ソフトウェア Software RAID 1 を導入したい。ハードウェア Hardware RAID 1 は性能的によいが、故障時の通知手段がないので、使えないと判断した。つまり、ProLiant MicroServer では、ハードウェア RAID の異常を知るには、サーバ機をリセットして、スタート画面から一々確認するしか、手段がないらしい。HPもいい加減だね。安いサーバ機だから文句は言えないが。

CentOS 7 が出たばかりで、頑張って入れてみたが、ソフトウェアRAID 1の構築はできなくて、失敗。

仕方なく、CentOS 6.5 に戻して、もう一度OSをインストールしなおした。細かい説明はネットを参照していいので省略するが、パーティション3つに割り当て容量は
  /boot 用に1GB
  Swap 用に4GB (内蔵メモリに合わせるため)
  / 残り全部
のようにした。TB時代では、MBという単位は使いたくない。

140910-9.jpgひとつだけ重要な注意点。その後のブートローダーの選択画面では、RAID デバイスの /dev/md1 を選択してはいけない。HP ProLiant MicroServer が立ち上がらないからだ。ということで、以下のデフォルト画面のままで進むとよい。

140910-a.png

Raid構築ための増設用HDD は日曜にすでに到着していたので、即座、増設作業に取りかかる。

背面にかけてあった袋から鍵を取り出し、正面の扉を開ける。

140910-3.jpg所狭しにいろいろなユニットが見える。底にはマザーボード、ドライブベイは縦に4つ、その左側に電源ユニット。マザーボードに固体電解コンデンサらしきもの以外に、ふつうの電解コンデンサも7つあるのではないか。

内蔵HDDは左側(電源ユニット側)のドライブベイを使っている。

140910-4.jpg増設HDD固定用ネジが扉の裏についているとの噂だが、それらのネジは厚くて、つけると出張ったネジのせいで、マウンタは戻せなくなる。

140910-5.jpg慌てて手元を探したら、運良くM3の低頭ネジ4つを発見し、利用した。HDDを増設する諸君は、ネジのことも忘れないでほしい。

140910-6.jpgマウンタを戻し、24インチディスプレイ、LANケーブル、電源ケーブル(付属品は三芯式なので、手持ちの2芯品に交換)、手持ちのキーボード・マウス・USB光学ドライブ を取りつけ、起動させた。

140910-8.jpgHPロゴは眩しすぎる。電力を食うし、目障りだ。鍵は取り敢えずついたままの状態にする。紛失したら困るから。

ディスプレイはきちんと表示される。各種メッセージの内容にも問題なし。PCとしては使い物にならないかもしれないが、サーバ機としては最高の一台ではないか。

BIOSは 041 (2013年10月1日)、最新のものは既に出回っているかも。

140910-7.jpgPC機としての性能は以下のようだ(ネットからの引用なので、参考程度)。1.0 は最低のことだが、グラフィック関連なので、サーバ機の性能に無関係。

140906.jpg

注文したものがやっと昨日到着。お店が土日休みだった。

ProLiant MicroServer はHP社が2010年9月9日に発表したもので、昨日でちょうど4年目(縁があるなぁ)。その後、ケースやマザーボードはそのまま、CPU・メモリ・HDDはスペックアップしながら販売してきた。業績不振からか、昨年末辺りから、在庫品が大量に市場に出回っている。売値が発表当初の7万3千円から、1万3千円前後に下がった。

ネットで調べてわかることだが、ヤフオクやネットショップ、多くのお店で販売している。支払の手間やトラブル対応を考えて、最終的に自分はアマゾンで注文、送料込み14kでゲット。憧れのサーバ機が格安で入手した以上、10年かそれ以上付き合って行きたい。浮気しちゃいけない。

メンテや将来のため、サーバ機のスペックをメモしておく。

HP ProLiant MicroServer N54L
CPU AMD Turion™ II NEO N54L (Dual Core、2.2GHz、25W、2MB)
チップセット AMD RS785E/SB820M
グラフィック オンボードVGA (128MB共有、1920×1200まで)
メモリ 4GBx1 (PC3-10600E unbuffered DDR3 ECC、800MHzで動作、もう一枚増設可、最大8GB)
HDD 500GB 3.5インチSATA 7200rpm (ノンホットプラグ、最大 8.0TB (4 ×2TB) 内蔵可)
光学ドライブ なし(ただし、ハーフハイトSATA DVD-RW内蔵可)
ストレージコントローラ オンボードSATAコントローラー(RAID 0、1 対応)
NIC オンボードNC107i PCI Express Gigabit
拡張スロット ハーフハイト/ハーフレングス2スロットPCI-e x16、x1
リモート管理 リモートアクセスカード増設可
パワー 150Wノンホットプラグ、ノンリダンダントパワーサプライ、ファン付
USB 2.0ポート 正面4、背面2、内部1の計7
eSATA Gen 2インターフェースが背面にあり
システムファン ノンリダンダント 12cm 1つ
寸法・重量 26.7×21.0×26.0cm、約6キロ

正面の写真。わかりにくいが、トップ部に右から電源スイッチ、ストレージアクセスランク、NICアクセスランプがついている。また、扉に鍵がかかっていて、ロックしない状態では鍵が外せないので紛失に注意。なお、HPロゴは青く点灯。結構明るいので、内部の給電ケーブルを外すといいだろう。

140910.jpg背面の写真。電源ユニットにもファンあり。音声入出力なし。

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次期サーバの購入について迷っていたが、昨日決断し注文した。業者は土日休みのようで、サーバ機は火曜に配達される予定。Raid 1として追加注文したHDDが先に到着。3.5インチ、500GBはサーバ機に合わせたチョイス。

ブログシステム以外に、音楽サーバとしても運営するが、容量500GBで当面十分だと考えた。数TBのHDDはそれほど高価でなく、必要になれば追加注文すればよい。しかも都合のいいことに、空きドライブはちょうど2つ空いている。

現物をみて、いまのHDDが薄くなっていることに気づいた。従来の2.4cmに対して2cmの厚み。少しでも小型にしたいからだろう。

Seagate Barracuda ST500DM002 500GB、タイ製。宜しく頼もうぜ。

いまの時代、信頼性を考えるとSSDを選んだほうがいいかもしれないが、512GBのSSD 2台はまだ高額。

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ステマというか、大手経済通信社から送られてメールにこんな見出しが躍り出ている。「Windows XPを使い続けると、驚くような累積損失額に!」周りの同僚もとても心配で、XP大丈夫なのって。

Microsoft社を信用するなら、XPを止めたほうがいい。工夫して、Windows 8 をインストールできれば、同じハードでもそれほど重くならず、XPと同等な軽さで使い続ける。

Microsoft社をそれほど信用しないなら、XPを使い続けても問題ない。セキュリティの面で注意すれば、いままでのソフト資産は無駄にならずに済む。

ソフトは一生ものというけど、ハードの寿命がくるまえに、既に死刑判決を受けたのはなんと不条理の世界なのだろう。成金主義は、中国もアメリカも本質的に同じだ。善良なひとびとが翻弄されるだけ。