Windows Vistaを使い出すと、変わった習慣に気づいた。

いままでは、PCを使い終えたら、シャットダウン(Shutdown)で電源を落としていた。

しかし、Vistaでは直接、PCの電源ボタンを押すようになった。そう、マウスでなにかを操作するのではなく、自分の手でいきなり電源ボタンを押してしまう。

Vistaでは、コントロールパネルにある、電源プランの設定を変えれば、つまり、電源ボタンの設定を、スリーブ状態にすれば、シャットダウンではなく、スリープ状態に変えることができる。

スリープとシャットダウンとの違いについては、シャットダウンではPCの電源が完全に切られる状態に近いのに対し、スリープでは、システムをメモリに保存して仮眠する。

省エネの思想からすれば、スリープはよくないければ、PCを使える状態にするには、スリープからだととても早く2,3秒で復帰できる。シャットダウンからだと数十秒かな。

だから、電源ボタンを押す習慣に変わっている。

シャットダウン状態か、スリープ状態かの区別はPC本体とキーボードのLED発光から判る。

電源ボタンの大きさ、押しやすさ、PCを選ぶ基準がまたひとつ変わってくる。

スリープとシャットダウンとの是非そのものについて、賛否両論になるだろう。

便利のために、たった数十秒の待ち時間も嫌がる現代人の病理、またVistaによって気づかされてしまった。

先週末、Vistaを自分のPCに入れてみた。

その新しいOSのために、さらに2GBのメモリを買ってきて、いままでのと併せて2.5GBという容量にした。

OSは本来の目的とは、ハードウェアを統一的に扱い、アプリケーションソフトがOSを利用することで作りやすくなるところにある。いわば、陰の立役者というのがOSの役目だと思う。

しかし、このVistaに関していえば、OS自身がどのアプリケーションよりもPCの資源(リソース)を食いつぶすので、本末転倒と形容しても間違いではなさそう。

特定のゲームを遊びたい、特定のプログラムを動かしたい、そういう目的ならメモリを増やしたり、新しいPCを買い換えるのは理解できるが、なんの目的もなく、ただ新しいOSをみるために、PCを買い換えるというのは、よく考えるとおかしな話だ。無駄使い、しいては環境破壊の張本人だと叱られてもそれなりに納得できる。

古いOSのサポートを打ち切り、皆の使いたいアプリケーションソフトをバージョンアップという手段で古くさせてしまう。そういうことで、まだまだ使える多くのPCをゴミ化してしまう。マイクロソフト社のスーパーパワーに脱帽するしかないのが今日の社会の姿かな。私も含め、皆が文句言いながら、結局数日、数ヶ月、数年もしないうちに、Vistaに移行してしまうだろう。

それに真っ向から対抗している会社はないわけではない。例えばGoogle社、ほとんどすべてのサービスは無料。インターネットさえアクセスできれば、マイクロソフト社でさえできない多くのことをただでサービスしてくれる。Web検索、イメージ検索、Gmail、Googleディスクトップ検索、Googleサイドバー、Picasa、衛星写真+地図など等、まさしく神様、仏様、Google様というところかもしれない。

しかし、IT業界からみれば、感謝する相手はGoogleよりもマイクロソフトだろう。Intelもデルも他のPCメーカーも。Windows XPがそのまま何十年も続いたら大変困ってしまうだろう。IT業界への貢献度も間違いなくマイクロソフトが上だろう。

なんとも不思議なIT業界。この世界の病理を反映しているようにも感じる。

私もそういう病人のひとり。OS代も含めVistaをみるために5万近くも出費してしまったし。しかも、Vistaは確かに綺麗、自分がXPに戻れなくなっているのではないか。

今日のニュースから以下の記事が目に留まった。

「ヒューレット・パッカード(HP)をはじめとするプリンターメーカーは長年、プリンター自体の販売による利益はほとんど、あるは全くないという、「かみそりとかみそりの替え刃の価格モデル」を利用してきた。利益のほとんどはインクの販売で得ており、インク1オンス当たりの価格は香水やキャビアより高い。実際、インクジェットプリンターや多機能プリンターの世界での年間売上高は、消耗品であるインクや印刷用紙の年間売上高の4分の1に満たない。」

とんでもない世界のようだね。だからただでパソコンにインクジェットプリンターをくっつけて売っても利益が出る。

HP社のプリンタを所有しているが、機種にもよるかもしれないが、カラーインクに関してはカラー印刷用と写真印刷用の2種類が必要。両方買うと6千円以上もした。あんなちいちゃいケースのものがそんなに高いのは、香水よりもうまみがあるということだね。ぽったくりと思われてもしかたない。

HP社ではないが、詰め替えのインクを出そうとしたら、特許を武器に訴えられた事例もあった。利益追求は会社本来の姿なので、非難すべきではないかもしれないが、ビジネスチャンスがそこに生まれるだろう。

今回の記事では、HP社を辞めた幹部がコダック社に迎えられ、安いインクのプリンターを発表したという。世界的流れになれば、われわれ消費者にも恩恵が受けられる。。

機種ごとに違う規格のインクカットリッジを使う。旧型プリンタのインクを打ち切り、生産しない。再利用不可の昇華型熱転写カートリッジ(印刷枚数と連動。例えば12枚印刷したら即ゴミになってしまう)。こんなことをやっていけばいくほど、結局自分の首を絞めるところにメーカーが早く気づくべきだろう。

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100ドルノートパソコンが話題になっている。発展途上国の子供1人ひとりに価格100ドルのノート・パソコンを提供するために,米国 MIT Media Lab (マサチューセッツ工科大学メディア・ラボ)が,非営利団体 One Laptop per Child(OLPC)」を設立したそうだ。

「ノート・パソコンは世界に開いた窓であると同時に,考えるための道具でもある。すべての子供に,自分自身で操作して探求するという行為を通して”学ぶことを学ばせる”には,パソコンの提供は優れたやり方」だと責任者が話している。また,子供達が学校などだけでなく夜には家に持ち帰って使えるモバイル性が重要と考え,デスクトップパソコンではなく,ノートパソコンを 選んだ訳だ。

価格は100ドルだけれど、パソコンのスペックは相当なもの。OSにLinuxを採用し,カラー画面と無線LAN機能,USBポートを備え,携帯電話との接続も行える。CPUは AMD製 500MHz、メモリ1G (RAMが256MB,フラッシュメモリが最低512MB?) を搭載するみたい。

ユニークなのは、ノートパソコンに手回し発電機能がつくそうだ。 充電クランクを1分間回せば,10分間使用できるという。電気のないところでも使えるために。

個人的には、その自力発電機能は、現行すべてのモバイル機器にもつけて欲しいものだ。ケータイについてれば自然災害時や緊急時に大活躍間違いなし。場合によっては、命を救ってくれることだって十分考えられる。大地震、瓦礫の下に、ケータイが使えるならば。。。。松下製ラジオに発電機能付きのものがあるが、ぜひケータイにもつけてくれ。

ともかく、このプロジェクトはぜひ成功して欲しい。教科書なくても(あるいは買えなくても)、教える先生が身近にいなくても、パソコンの使い方さえ判れば、ネットを通じて世界中の人々が教えてくれたり、助けてくれるかもしれない。

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Windows版のフリーアンチウイルスソフト「AVG Free Edition」 7.0.289 が公開されている。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在GRISOFT,s.r.o.が運営する「AVG Free Edition」の紹介サイトからダウンロードできる。

この最新フリー版 ソフトでは、システムファイルのバックアップを作成する機能を追加したほか、レジストリスキャン機能を追加した最新エンジンを搭載するなど、さまざまな改良が施されているという。

ちなみに、私本人はそういうアンチウィルスソフトは信用していない。自分ひとりで使うPCにそんなソフトは入れていない。それだけリスクは高いが、普段気を使っている。

アンチウィルスソフトの傲慢ぶりはしかしよく判る。PCに無料でついてきた試用版をインストールしてみたものの、完全なアンインストールは決してさせてくれない。しかも、期限切れの通知ウィンドウはしつこく表示してくる。お前こそウィルスだ、と言いたいぐらい、酷いものだ。最新版はすこしマシになったのかな。