ノートPCでテレビを見たい、そういう相談を受けたので、実験的にワンセグを入れてみた。

自分のデスクトップPCにはIOデータ製TVキャプチャを入れて、テレビ番組を楽しんでいる。画面は大型テレビよりも小さいものの、とても綺麗で、十分実用的だと思っている。番組表はネットからリアルにダウンロードできるし、PCのHDDにボタンひとつで録画できる。そういう事情で、TVキャプチャを導入して以来、いままでのテレビをつけることはほとんどなくなったし、DVDレコーダともバイバイした。パソコンを使いながら、ディスプレイの一角にテレビ番組が表示されること自体、本人にとって非常にありがたい。

しかし、ケータイにワンセグ機能が盛り込まれたように、ノートPCでワンセグを見ることが流行のようだ。屋上などのテレビアンテナと繋がらなくても、付属のロッドアンテナでもテレビが見られる手軽さが売りのようだ。

1万円ぐらいの商品(BUFFALO製ちょいテレ)を購入して早速テストしてみた。デジタル放送だからクリアな映像というのが宣伝文句だが、実際の映像解像度は320×240ドットしかなく、現行のアナログ放送よりも相当粗く、画質の差が歴然。文字の判読もまあまあならない。テレビ内容の確認には問題ないものの、番組を鑑賞すると言った用途には堪えがたいだろう。

同じ金額を出すなら、テレビアンテナが使える環境では、TVキャプチャを強く勧めるのがワンセグを使った感想だ。

ふと、何台PCあれば、自分にとって理想的だろう、そう考えたくなった。

PC1、常用
 安定性重視。自分の書いたもの、つくったもの、メール等すべてを個別HDDに保存する。そのHDDを取り外して、いつでも別のPCに移行できるようにしておきない。外付けUSB2.0規格HDDがいいかな。

PC2、実験用
 Windows XP, Vista, Linux, Mac OSX。新しい機能や異なるOSを実験的に使えるPC。シャットダウンしないで、いつでもOSが自由自在に切り替えできるスーパーOSに期待する。

PC3、サーバ
 安定度、静音性重視。インターネットと接続し、24時間常時稼動。監視カメラの制御、TVの自動録画、いつでもどこからでもコントロールできるPC。

PC4、携帯用
 携帯性重視、無線LAN必須。モニタは12インチ以下。10時間以上の稼動時間、2キロ以下の質量。高機能と謳っても、これらの条件をクリアできなければいけない。

PC5、特殊用途
 特定のソフトに特化するPC。いま思いつくのは、たとえば、株取引専用のPC。

ざっと考えたら最大5台までだな、本人にとっては。ただし、実験用PC2はMac OSXと同居できるものはまだ存在しないかもしれないので、Macは別の一台になる。

自宅と職場、あわせて10台ぐらいが理想的というか、限度だね。

ゴミと化しそうなPCがどんどん増えているので、この線で整理してみたいこの頃。

パソコンの新しい使い道を提示してくれれば、それに納得して、新しいソフトや新しいOS、しいては新しいパソコンを買うかもないが、Windows Vistaに新しい使い道が発見できたか、私はまだでいる。

ぐるぐる回るタイマーアイコン(昔の砂時計、ただし、マウスポインタ等の形は自分でもカスタマイズできるけど)、眩しくほど光るコピーや移動の状況を示すウィンドウ、透明な外枠、綺麗なサイドバー。見た目や派手さだけで人々を長く引き付けられるか。

地味で穏やかなデスク環境が好きなひとは、却ってXPのほうがいいというかもしれない。VistaからまたXPにもどったひとも回りに何人もいる。

XPでは使えないソフト、XPではできないなにか、それがまだの内はOSのようなパソコンの土台になるものをグレードアップする価値を、多くのひとに認めてもらうのは難しい。大容量メモリや強力なGPUが必要だと判るとなおさら多くのひとが躊躇してしまう。

新しいパソコンを買うひとにはVistaでもいいが、顧客数は多く増えない。

Microsoft社はVistaが革新的だと言っているが、ウィンドウをぐるぐる回す(Flip
3D)だけのVistaでは説得力がない。多くのウィンドウから、必要とするウィンドウを選ぶ方法はほかに沢山あるし、しかも、Vistaでは、回してデスクトップにしたら、ほかのウィンドウがすべてタスクバーに入るから、初めはそういう状況にびっくりするかもしれない。理屈上では正しいが、でもなにかすっきりしない。書類に埋め尽くされた机上のものを探す際、すべての書類を一旦机から下ろすか?

さて、主な新機能をリストアップして一々確認してみたい。(引用先:ウィキペディア:Microsoft Windows Vista

「ユーザーインターフェース」関係

* Windows Aero
 XPに替わる新しいユーザーインターフェース。3Dグラフィックを使用し、透過ウィンドウ、フリップ3Dなどの視覚効果が可能。
 もっとも宣伝された新しい部分だが、あればいい、なくても困らないというのが私の感想。しかし、高価なハードウェアがその対価だと気づくと要らない機能に判断が傾くだろう。

* シェル
 フォルダの表示やアイコンの大きさが変更できる機能。デスクトップのアイコンをもっと小さくしたいが、できないみたい。

* 音声認識
* タブレット機能
 こちら2つはは評価できる機能。使ってみたい。

* 日本語環境の充実
 日本語フォント「メイリオ」の搭載。評価は二分されている。綺麗だと感じるひと、バランスが悪いというひと。ひとつ言える事は、このフォントによって、半角文字と全角文字との間にスペースを入れるべきではないこと、英数字はすべて半角で書くべきことが多くのひとに分かってもらえるだろう。

「セキュリティ」関係

* ユーザーアカウント制御(UAC)
 管理者という存在をはじめて一般ユーザに気づかせる機能。しかし、知識のないユーザが却って混乱してしまう。この機能は本来無効にしてはいけないが、私も含め、無効にしている。現存ソフトがそれにまだ適応していないから。

* Windows Defender
 XPでも使えるから、Vistaだけの新機能ではない。

* 保護者による子供のパソコン利用規制機能
 こちらも良さそうな機能だが、家では子供の使うパソコンはまだVistaにグレードアップできるほど贅沢なものではないので、テストしていない。でも似た機能のソフトは出回っていると思うね。

* ドライブの暗号化
 BitLockerと呼ばれる暗号化機能(Enterprise、Ultimateのみ)。OSならでは機能だが、すべてのVistaが利用できるものではない。つまり、互換性が問題になりそう。

「システムおよび環境」関係

* .NET Framework 3.0
 XPでも利用可能。

* Windows ReadyBoost
 USBメモリなどをキャッシュメモリとして使用する機能。この機能を使えば総合的にパフォーマンスを向上させることが可能だが、体感できるほどのパフォーマンスではない。しかも、32ビットOSでは4GBまでしか使えない。32GBの大容量USBメモリが今年中に出てくるという話なのに。向こう5年以内、100GBクラスのUSBメモリが発売される可能性が大。また、4GB以上の物理メモリを搭載すれば、この機能も無意味になってしまう。とすれば、この機能はあと2,3年の寿命とみる。

* Windows SuperFetch
 ユーザのアプリケーション利用パターンに基づいて必要なデータをメモリ上にキャッシュし、アプリケーションの起動や切り替えの時間を短縮する技術。この機能は高く評価できる。OSとは本来そういう方向に向くべき。高速、高信頼性、少エネ(リソースをなるべく使わない)がOSの役命だから。

* Windows ReadyDrive
 ハイブリッドHDD(フラッシュメモリを内蔵したHDD)をサポートするための機能、またハイブリッドHDDを活用した省電力機能。そんなHDDは手持ちにないので、まだ評価できない。

* DirectX 10
 表に出てこないので、一般ユーザにあまり関係ない。

「アプリケーション」関係

* Windows Internet Explorer 7
 XPでも使用可。

* Windows Mail
 Outlook Expressに替るメーラーだが、同等か、これ以上の機能をもつメーラーは多い。

* Windows Media Center
 メディアセンター機能。対応するTVキャプチャがまだすくないというか、現存の国内製TVキャプチャがほどんど未対応な状況だから、困ってしまう。

* Windows Media Player 11
 XPでも利用可。

* Windows Photo Gallary
 GoogleのPicasaを上回るものになっていない。

* Windows サイドバー
 似たようなものが既に多く出回っている。実用面ではGoogleのサイドバーが上か。

* システム性能評価ツール
 メーカーさんに喜ぶ機能だが、ふつうのユーザは使ってはいけない機能のひとつ。

* ゲーム系
 やらないから、新しさが判らない。

ということで、一生懸命Vistaの新しいなにかを探そうとしたが、それでもよく判らない、なぜVistaでないといけないことを。

いままでのWindowsと違って、VistaではPCの主要コンポーネント(パーツ)である、CPU、メモリ、グラフィックス、3Dグラフィックス(ゲーム用?)、HDDに対し、パフォーマンスがどれぐらいあるかを評価するツールが内蔵されている。ツールの評価した点数を「Windowsエクスペリエンス インデックス、WEIスコア」という。

いままでは勿論、PCやCPUのパフォーマンスを測る指数は多くあったが、Vista時代ではWEIスコアが一人勝ちになるだろう。

コントロールパネルを開き、「システムとメンテナンス」-「パフォーマンスの情報とツール」がそのツールだ。

5つあるコンポーネントのうち、最も低いスコアがWEIスコアとなる。

自宅で使っているPCのスコアは3.6、職場の昨年購入したばかりのPCは3.0。2台とも、3D(ゲーム)用グラフィックスのスコアが最低、ネックになっている。

そのスコアをめぐって、自慢したり、公表したりする考えはすぐに出た。

メーカーからはスコアを売り物のひとつとしてこれから取り込むだろう。消費者もスコアを目安にPCやパーツを選んだり、購入するかもしれない。

たとえば、HPやデル、PC販売メーカーは嫌でも、WEIスコアをつけてPCを売るしかなくなる。自分から公表しなくても、購入した消費者が公表するだろう。WEIスコアで商品をランキングしたり、紹介する商売も始まるだろう。

本人の場合も、スコアをどう向上させるか、パーツの買い替えに迷ったりしている。ゲームは全くしないし、3Dグラフィックスともほとんど無縁なのに。現実の世界では、オリンピック選手とスコアを競うことはほとんどのひとは考えないし、PCも用途がそれぞれなのに、良いスコアを取るために無駄な出費を重ねるのがやはり病気としか言いようがないね。

スコアという悪魔から逃れる方法ってないだろうか。

PCのみならず、業界一の会社が評価基準を決め、スコアで各商品の優劣度を決めるやり方は、これからの常識になるのかな。マイクロソフトの商魂はやはり偉大だ!?

Windows Vistaを使い出すと、変わった習慣に気づいた。

いままでは、PCを使い終えたら、シャットダウン(Shutdown)で電源を落としていた。

しかし、Vistaでは直接、PCの電源ボタンを押すようになった。そう、マウスでなにかを操作するのではなく、自分の手でいきなり電源ボタンを押してしまう。

Vistaでは、コントロールパネルにある、電源プランの設定を変えれば、つまり、電源ボタンの設定を、スリーブ状態にすれば、シャットダウンではなく、スリープ状態に変えることができる。

スリープとシャットダウンとの違いについては、シャットダウンではPCの電源が完全に切られる状態に近いのに対し、スリープでは、システムをメモリに保存して仮眠する。

省エネの思想からすれば、スリープはよくないければ、PCを使える状態にするには、スリープからだととても早く2,3秒で復帰できる。シャットダウンからだと数十秒かな。

だから、電源ボタンを押す習慣に変わっている。

シャットダウン状態か、スリープ状態かの区別はPC本体とキーボードのLED発光から判る。

電源ボタンの大きさ、押しやすさ、PCを選ぶ基準がまたひとつ変わってくる。

スリープとシャットダウンとの是非そのものについて、賛否両論になるだろう。

便利のために、たった数十秒の待ち時間も嫌がる現代人の病理、またVistaによって気づかされてしまった。

先週末、Vistaを自分のPCに入れてみた。

その新しいOSのために、さらに2GBのメモリを買ってきて、いままでのと併せて2.5GBという容量にした。

OSは本来の目的とは、ハードウェアを統一的に扱い、アプリケーションソフトがOSを利用することで作りやすくなるところにある。いわば、陰の立役者というのがOSの役目だと思う。

しかし、このVistaに関していえば、OS自身がどのアプリケーションよりもPCの資源(リソース)を食いつぶすので、本末転倒と形容しても間違いではなさそう。

特定のゲームを遊びたい、特定のプログラムを動かしたい、そういう目的ならメモリを増やしたり、新しいPCを買い換えるのは理解できるが、なんの目的もなく、ただ新しいOSをみるために、PCを買い換えるというのは、よく考えるとおかしな話だ。無駄使い、しいては環境破壊の張本人だと叱られてもそれなりに納得できる。

古いOSのサポートを打ち切り、皆の使いたいアプリケーションソフトをバージョンアップという手段で古くさせてしまう。そういうことで、まだまだ使える多くのPCをゴミ化してしまう。マイクロソフト社のスーパーパワーに脱帽するしかないのが今日の社会の姿かな。私も含め、皆が文句言いながら、結局数日、数ヶ月、数年もしないうちに、Vistaに移行してしまうだろう。

それに真っ向から対抗している会社はないわけではない。例えばGoogle社、ほとんどすべてのサービスは無料。インターネットさえアクセスできれば、マイクロソフト社でさえできない多くのことをただでサービスしてくれる。Web検索、イメージ検索、Gmail、Googleディスクトップ検索、Googleサイドバー、Picasa、衛星写真+地図など等、まさしく神様、仏様、Google様というところかもしれない。

しかし、IT業界からみれば、感謝する相手はGoogleよりもマイクロソフトだろう。Intelもデルも他のPCメーカーも。Windows XPがそのまま何十年も続いたら大変困ってしまうだろう。IT業界への貢献度も間違いなくマイクロソフトが上だろう。

なんとも不思議なIT業界。この世界の病理を反映しているようにも感じる。

私もそういう病人のひとり。OS代も含めVistaをみるために5万近くも出費してしまったし。しかも、Vistaは確かに綺麗、自分がXPに戻れなくなっているのではないか。

今日のニュースから以下の記事が目に留まった。

「ヒューレット・パッカード(HP)をはじめとするプリンターメーカーは長年、プリンター自体の販売による利益はほとんど、あるは全くないという、「かみそりとかみそりの替え刃の価格モデル」を利用してきた。利益のほとんどはインクの販売で得ており、インク1オンス当たりの価格は香水やキャビアより高い。実際、インクジェットプリンターや多機能プリンターの世界での年間売上高は、消耗品であるインクや印刷用紙の年間売上高の4分の1に満たない。」

とんでもない世界のようだね。だからただでパソコンにインクジェットプリンターをくっつけて売っても利益が出る。

HP社のプリンタを所有しているが、機種にもよるかもしれないが、カラーインクに関してはカラー印刷用と写真印刷用の2種類が必要。両方買うと6千円以上もした。あんなちいちゃいケースのものがそんなに高いのは、香水よりもうまみがあるということだね。ぽったくりと思われてもしかたない。

HP社ではないが、詰め替えのインクを出そうとしたら、特許を武器に訴えられた事例もあった。利益追求は会社本来の姿なので、非難すべきではないかもしれないが、ビジネスチャンスがそこに生まれるだろう。

今回の記事では、HP社を辞めた幹部がコダック社に迎えられ、安いインクのプリンターを発表したという。世界的流れになれば、われわれ消費者にも恩恵が受けられる。。

機種ごとに違う規格のインクカットリッジを使う。旧型プリンタのインクを打ち切り、生産しない。再利用不可の昇華型熱転写カートリッジ(印刷枚数と連動。例えば12枚印刷したら即ゴミになってしまう)。こんなことをやっていけばいくほど、結局自分の首を絞めるところにメーカーが早く気づくべきだろう。

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100ドルノートパソコンが話題になっている。発展途上国の子供1人ひとりに価格100ドルのノート・パソコンを提供するために,米国 MIT Media Lab (マサチューセッツ工科大学メディア・ラボ)が,非営利団体 One Laptop per Child(OLPC)」を設立したそうだ。

「ノート・パソコンは世界に開いた窓であると同時に,考えるための道具でもある。すべての子供に,自分自身で操作して探求するという行為を通して”学ぶことを学ばせる”には,パソコンの提供は優れたやり方」だと責任者が話している。また,子供達が学校などだけでなく夜には家に持ち帰って使えるモバイル性が重要と考え,デスクトップパソコンではなく,ノートパソコンを 選んだ訳だ。

価格は100ドルだけれど、パソコンのスペックは相当なもの。OSにLinuxを採用し,カラー画面と無線LAN機能,USBポートを備え,携帯電話との接続も行える。CPUは AMD製 500MHz、メモリ1G (RAMが256MB,フラッシュメモリが最低512MB?) を搭載するみたい。

ユニークなのは、ノートパソコンに手回し発電機能がつくそうだ。 充電クランクを1分間回せば,10分間使用できるという。電気のないところでも使えるために。

個人的には、その自力発電機能は、現行すべてのモバイル機器にもつけて欲しいものだ。ケータイについてれば自然災害時や緊急時に大活躍間違いなし。場合によっては、命を救ってくれることだって十分考えられる。大地震、瓦礫の下に、ケータイが使えるならば。。。。松下製ラジオに発電機能付きのものがあるが、ぜひケータイにもつけてくれ。

ともかく、このプロジェクトはぜひ成功して欲しい。教科書なくても(あるいは買えなくても)、教える先生が身近にいなくても、パソコンの使い方さえ判れば、ネットを通じて世界中の人々が教えてくれたり、助けてくれるかもしれない。

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Windows版のフリーアンチウイルスソフト「AVG Free Edition」 7.0.289 が公開されている。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在GRISOFT,s.r.o.が運営する「AVG Free Edition」の紹介サイトからダウンロードできる。

この最新フリー版 ソフトでは、システムファイルのバックアップを作成する機能を追加したほか、レジストリスキャン機能を追加した最新エンジンを搭載するなど、さまざまな改良が施されているという。

ちなみに、私本人はそういうアンチウィルスソフトは信用していない。自分ひとりで使うPCにそんなソフトは入れていない。それだけリスクは高いが、普段気を使っている。

アンチウィルスソフトの傲慢ぶりはしかしよく判る。PCに無料でついてきた試用版をインストールしてみたものの、完全なアンインストールは決してさせてくれない。しかも、期限切れの通知ウィンドウはしつこく表示してくる。お前こそウィルスだ、と言いたいぐらい、酷いものだ。最新版はすこしマシになったのかな。