60,70年代では中国全国民の憧れである手巻腕時計「上海牌」を店頭でみかけ、思わず購入。90元(1200日本円相当)。店員さんは在庫新品だというが、怪しい。

日本も中国も機械腕時計が大人気。とくに中国のお金持ちは競って高額なスイス時計を使っている。スイスメーカーの好業績は中国人に支えられていると言っても過言ではなかろう。対して、日本のセイコー等はクォーツ時計メーカーのイメージが強く、人気がいまいち。

機械式腕時計好きなら、その原型である手巻は外さないだろう。優れた材質と、無理のない設計で組立たものなら、メンテナンスしていけば、一生ものも夢ではないから。

この腕時計は、「555」置時計と並び、結婚時の4大神器のひとつと言われていて、60、70年代を生きた中国人に沢山の思い出が寄せられている。

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神秘性の満ちたこのブランド、いくら量産してもプレステージが下がらないことで有名。お金に困って、質屋に出してそれなりに換金できるのは、日本ではロレックス、このブランドのみだ。ほかのブランドでは二束三文にしかならない。

性能面というと、有名なのは、オイスター(防水性)、パーペチュアル(自動巻)、デイトジャスト(日付が一瞬に変わる)、初のクロノメーター認定などだ。

その主要モデル展開は分かりやすい。この点に日本メーカーはよく研究しないといけないと思う。

ドレス系

  エアキング(Air-King)。時針、分針、秒針の3針式のみ。
  デイト(Date)。3針式+日付。その日付は元は瞬時に変わらなかった。
  デイトジャスト(Datejust)。3針式+日付。日付は瞬時に変わる。
  デイデイト(Daydate)。3針式+日付+曜日。

スポーツ系

  エクスプローラー(Explorer I)。3針式。登山用。
  エクスプローラーII(Explorer II)。3針式+24時間針+日付。登山用。
  サブマリーナー(Submariner)。3針式+24時間針+日付+回転ベゼル。30気圧防水。潜水用。
  シードウェラー(Sea-Dweller)。3針式+24時間針+日付+回転ベゼル。100気圧防水。深海作業用。
  GMTマスター(GMT Master)。3針式+24時間針+日付+両方向回転ベゼル。パイロット用。
  コスモグラフ・デイトナ(Cosmograph Daytona)。クロノグラフ。カーレース用。
  ヨットマスター(Yacht-Master)。ヨットレース用。
  ミルガウス(Milgauss)。1000ガウスの耐磁性能を有し、医療関係者用。

機能や用途がはっきり分かれているので、高額な商品だけに、買い手の自己説得や自己満足に好都合。一方、セイコー社のGSシリーズでも、モデル展開に哲学があるだろうか。見てもよく分からない。

たとえば、駆動方式(クォーツ、手巻、自動巻、スプリングドライブ)x(3針式、日付、曜日、GMT)、計10モデル前後でいいじゃないかな。サイズ別、ダイアル色別などの細かい違いはあるにしても。

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携帯電話やPCが普及した今日、腕時計は多くのひとにとって装飾品の一種になってしまった。辛うじて、電波時計は携帯等と同じ精度をキープしているが、他のクォーツや機械式、精度の点では諦めるしかない。

だから、日本メーカーのシチズンやカシオが必死で電波時計技術を開発して商品化しても、世界的にそれほどパッとしない。精度を求める需要はあまりないからだろう。携帯電波の届きにくい登山やダイビング、そんな用途に使われる腕時計は精度というよりも、信頼性が一番。

腕時計の世界は30年や40年前に戻っている。クォーツの生産は中国の工場がメインになり、誰もが数千円を出せば買える大衆商品に成り下がった。世界中の有名メーカーは挙って採算の取れる機械式に力を入れざるを得ない。その結果、機械式が今日では復権して大流行。

子供の頃、周りの大人たちは機械式しかもっていなかった。しかも自動巻きではなく手巻きだった。朝の6時や7時、ラジオの時報に合わせて時間合わせをしていた。そんな技術的に全く進歩しない手巻き腕時計は、いまは高級品になってしまう。

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学生時代に、ひょっとしたことでお金が入り、上海で購入した時計。日本ではそんなに有名なブランドではなかったが、中国でいえば、Radoは当時スイス高級時計の代名詞のようだった。

超硬合金を使った傷つきにくいスクラッチプールフケースのDiastarを発表したのは1962年。炭化タングステンを素材とし、1450度の高温の炉で焼結し、ダイヤモンド研磨機で磨くことで、傷つくことを知らない超硬ケースを生み出したのだ。

最も硬いダイヤモンドの硬度はモース硬度で10だが、Radoの超硬合金は8、ステンレスは4だから、従来にない硬い時計が実現したことになった。

さらに、60~80年代にかけて改良を重ね、ダイヤモンドについで硬いサファイヤガラス(モース硬度9)とメタルケースをネジ留めするという、独特のケース構造が考え出された。

この腕時計、裏蓋についたキズはお店の電池交換でやられた。その後再び電池切れになったが、怖くて電池交換するつもりはなく、使う予定はない。やっぱりゴールドメッキは似合わないから。

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セイコー社のペアモデル、ドルチェSACK019、エクセリーヌSWDL151。年差時計だけど、2針式なので、意味なし。薄さが圧巻、どちらも4.9mm。

ドルチェが先に購入したが、どうしてもそのペアが欲しいとのことで、エクセリーヌを追加購入した。でも結局どちらも使われていない。2年での電池交換は案外面倒。

共通スペック。キャリバー 4J40。クォーツ、精度10秒/年、電池寿命2年。ステンレス、サファイアガラス、無反射コーティング。日常生活用防水。厚み4.9mm。60g&49g。日本製。

今度ペアモデルで揃うなら、GSになるかな。将来の楽しみにしておこう。

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だいぶ前に手にした時計。黒文字盤が大流行の今頃、敢えて変わった色を選んだ。革ベルトも自分には新鮮だし。

白黒ほどコントラストは高くない分、目には優しい。文字盤の一部にゴールドメッキが施されていて、なんとなく豪華さが味わえる。

革ベルトなので、長さの調整はとても楽、誰でも自分でできる。ただ、革ベルトは硬く、腕に馴染むまで日にちがかかりそう。

個体差かもしれないが、この時計では秒針と目盛がずれている。最悪のところでは約半秒、電波時計ではないので良かったが(全然良くない!)。

また、パーペチュアルカレンダーなため、電池交換はメーカー直送になる。ただ、電池寿命は10年と長く、防水パッキンの交換や内部清掃等、時期的にメーカー直送のほうが好都合かもしれない。

明かりがない引出しの中に置いても、電波がない海外に持っていても、重力がない宇宙に行っても、時計を一生懸命振り回さなくても、誤差がほとんどなく、10年間、時を刻んでくれる。実用度最高のこんな時計なのだ。

操作の一部。
 カレンダーの確認。竜頭を1段目に引出し、1秒以内に元の位置に押し戻す。その後、秒針の進み(5秒が一年)が閏年からの年差を表し、日付フレーム内の数字が5秒間だけ今月の値に変わる。
 時差の修正。竜頭を1段目に引出し、左右に回転させる。

主なスペック。キャリバー 8F56。クォーツ、精度20秒/年。電池寿命10年。パーペチュアルカレンダー(2100年2月28日まで日付調整不要)。24時針(GMT、デュアルタイム表示可)。チタンケース、ダイヤシールド。サファイアガラス。ルミブライト有。10気圧防水。62g。厚み10.9mm。ケース最大径42mm。日本製。

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近頃手に入れた一品。電波時計。

選んだ理由はデイデイト表示&黒文字盤、それだけだった。黒といっても、模様付きではなく、真っ黒でないといけない(光を通過させるために、模様付きはほとんどだが、自分では受け付けられない)。セイコーもシチズンもカシオも電波時計を沢山作っているが、気に入ったものは案外少なく、選択肢はほとんどなかった。

自分にとって、電波時計の良いところは、精度が高いというよりも、針のずれはほとんどないことだ。秒針も分針も時針も目盛にぴったり一致するところをみると感動してしまう。そんな性能、電波時計になって皆が気になりはじめたかもしれないが、自分は昔からそれに拘っていて、この時計も満足のいくものになっている。

操作が複雑なので、取説から興味ある部分を選んでメモしておく。

 受信状況の確認。一番下のAボタンを押す。
 強制受信。Aボタンを2秒以上押す。
 自動受信の時刻。毎日深夜2時。失敗したら、4時にもう一回チャレンジ。
 曜日の英語・日本語切替。竜頭を1段引出し、一番上のBボタンを押す。
 時差修正。Bボタンを1回押す。竜頭を引き出さないで、右に1クリック回すと時差+1時間になる。左では-1時間。

主なスペック。キャリバー H100。精度15秒/月(非受信時)。サファイアガラス、無反射コーティング。チタンケース、デュラテクト・チタンカーバイト処理。パーペチュアルカレンダー。デイ&デイト表示。ルミブライト付。10気圧防水。80g。厚み9.4mm。ケース最大径38mm。日本製。電波時計では世界初となった”ディスク式曜日表示機能”を搭載したモデル。

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近くのガラクタ店から回収した一品。選んだ理由はそのデザイン(どこかのブランド時計のコピーだけど)。厚くて重い時計。存在感十分。店頭では止まっていたが、電池交換して機能させた。

秒針と目盛のずれはほとんどなく、自分としてはそれなりに満足している。カシオは腕時計生産が電波時計にシフトしたが、完成したクォーツの技術も残してほしい。

それと、ルミブライト付なので、暗闇の中でも秒針まで確認できる。持っている時計のなかで、秒針まで判別できるのはこれだけだ。まあ、実用上あまり意味のあることとは思えないが。

主なスペック。クォーツ、精度不明。使用電池SR626SW、電池寿命不明。ステンレスケース。回転ベゼル付。ルミブライト付。デイデート付。ねじロック式竜頭、20気圧防水。110g。厚み12mm。ケース径42mm。日本製ムーブメント、中国製ケース。

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よく似ているロレックス。