反中一色の世論がやや後退したこの時期に、NECはパソコン事業に関し、Lenovoと提携交渉していると日本経済新聞等が報道した。台湾メーカーとの提携なら分かるが、あえてLenovoを選んだのはNECの苦しさを端的に示したことだろう。

1979年に発売されたPC-8001に始まり、1995年のWindows 95が登場する頃まで、日本ではパソコン(当時の言葉でいうとマイコン)といえば、日本電気(NEC)の製品を指すくらい、絶対的な王者だった。自分も大学生時に購入した最初のパソコンはNEC PC-8001mkIIだった。その後、PC-8801シリーズ、PC-9801シリーズ等数々のNECパソコンを使ってきた。そのうちの最後の一台は昨年の3月に捨ててしまったが。

しかし、最近の10何年、国産パソコンを買うことはあまりなかった。とくに、NEC製のパソコンには興味はなかったし、欲しいと思ったこともなかった。

PanasonicのLet’s noteや、SonyのVaio等、まだ頑張っている国産ブランドはあるが、成長していくには大変厳しい状況だ。デザイン力、技術力のApple、低価格の台湾勢、中国製の前に、国産パソコンの魅力は益々低下する。NECに続き、他のメーカーもパソコン事業から手を引くのかもしれない。

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