日本に対する蔑称として、中国語に「日本鬼子」、「小日本」等があり、日本を侮辱する場合や反日感情が高まるときによく使われる。

対して、日本にある蔑称は、「チャンコロ」、「東亜病夫」、「支那」、「チナ」等だ。

とくに、「チャンコロ」はこの数十年間、ほとんど聞かれなくなったが、近年、反中の気運の高まりと伴い、ネット上頻繁にみられるようになった。

「チャンコロ」の語源は、「清国奴」の台湾語読みとする説や、中国人留学生が自己紹介に用いた「清国人」の発音説、「中国人」の発音説等がある。

歴史的に、「チャンコロ」という言葉は、日本が中国大陸を侵略した昭和初期から頻繁に使われるようになった。中国服のことを「チャン服」、中華料理のことを「チャン料」などと形容詞的に略して用いることもあった。日中戦争中に中国人に対して用いる蔑称として定着したが、敗戦後は差別用語として、公の場からは消えていた。

ここに来て、死語が復活した背後に、日本国民の反中感情にあると指摘できる。近日に発表されたアンケート調査でも、日本人の反中割合は中国人の反日以上に高かった。しかも、それは今年に限ったことではなく、いままでの毎年のアンケート調査にもその傾向が伺える。反中教育を受けてないにも関わらず、こんなアンケート結果は驚きだ。ナショナリズムを煽れば、対中戦争を発動する世論を形成するのも難しくないかもしれない。戦前も同じ構図だったのか。

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