Googleが中国での検索事業から撤退すると正式に発表した。撤退理由は中国の検閲システムだと説明している。

例の中国政府関係によるネット攻撃は理由にしていないようだ。証拠は結局提示できなかっただろうか。

世界からあらゆる情報を集めたいという野心は一旦ここで収斂する。ケータイやネットTVを通じて会社を成長させたいという戦略を推し進めるようだが、中国との付き合いをどう考えるんだろう。

中国側は多くの問題を抱えているが、Google自身も今回の事件を通して、自分自身のもつ微妙な立場を真剣に考えてほしい。政治体制や宗教の異なる国、米国と敵対する国をどう取り扱うか。国境を越えたグローバル企業は他国の文化や他国の政治に口を出すべきかどうかだ。

例えば、オーストラリア政府も、中国を真似てインターネットに検閲システムを導入しようとする報道がある。事実なら、Googleは反対するしか選択肢はなくなる。

また、わいせつ情報や、有害情報、著作権に問題のあるコンテンツ等を遮断しようとする国は大勢いる。しかも、そのような規制は世界中でますます厳しくなる傾向にある。

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