最近、Google社の最高経営責任者 Eric Schmidt氏が、5年後の展望として、インターネット上に中国語のコンテンツが溢れることを盛んに主張している。

中国では人材が豊富だし、労働力が安い。それに著作権にうるさくないので、いまでも面白いコンテンツがいっぱいある。放送中の現地TV番組をインターネット上リアルタイムに見られるのは中国ぐらいだろうし、sina(新浪)のような情報サイトは日本に残念ながら存在しない。

また、文化の蓄積を考える場合に、アメリカの200年歴史に対し、中国は5000年を誇る。数千年前の書物がいまでも読めるのは中国語ぐらいだろう。そういう意味では、時代があるべき姿に戻ると主張できるかもしれない。

一党独裁という政治体制の下では、中国人はなにも考えないと思っている日本人は多いようだが、現実は全然違う。日本人からみるととんでもない意見がインターネット上に溢れかえっている。

例えば、落水した子供を救助するために水死した大学生のケース。社会に対する損失が大きいので、救助すべきでないという意見。地震が起きたら、生徒よりも真っ先に逃げた教員を擁護する意見。地価(不動産価格)を引き上げて、貧乏人を市の中心地から追い出す意見等、なんでもありだ。

近年の経済・軍事力の世界進出に続き、文化(ソフトパワー)の世界浸透がいよいよ現実になる。中国語ブームがこのうち世界中起きることを期待しておこう。

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