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性格の土台になっているのは「気質」というもの。これは遺伝によって決まる部分が大きく、あまり変化しない。広辞苑での説明はこうだ。気質とは個人の性格の基礎になっている遺伝的・生物的的な一般的感情傾向または性質。

個人の気質に関わる遺伝子を筑波大学の原田勝二助教授らが発見したという。脳内の情報伝達に関わる遺伝子で、この働きを調節している部分の遺伝子配列の違いが、気質に影響を及ぼしている。気質によってはストレスを感じやすい場合もあり、その遺伝子診断に応用できると見ている。気質に関わっているのは『コレシストキニン(CCK)』という神経伝達物質を合成する遺伝子。脳の中で様々な情報を伝達する役目を担っており、記憶や人となどに関わっている。

性格は4重構造と考えていいというひとがいる。

性格の核とも呼べる気質変わるものではない。また、気質に良いも悪いもない。大切なのは、自分の持っている気質を知り、それを認め、活かして生きること。

次に、気質を包むように、狭義の人格がある。狭義の人格については、幼少期の頃に、ほぼ形成される。これは親に責任あり、本人の責任ではない。狭義の人格は、大人になってからはもう多くは変わらない。

次に、狭義の人格を包むように、習慣的性格がある。ここが一番大事で、この部分が努力次第で、いかようにも変わるのだ。つまり、人は習慣的性格で、人や物や事態に接しているから。「性格が悪い」と称される人は、悪しき習慣を持っている人という意味。習慣的性格は、「人とどう接するか?」ということが主で、そこで発揮される。また、この習慣的性格は、態度と言ってもいいようだ。

一番外側に、習慣的性格を包むように、役割性格がある。この部分は、時や場合や状況によって意識的・無意識的に、瞬時に変わったり変えたりする。大人になるということは、この役割性格を、社会に適応するよう上手に変えていくことが出来るという。

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