不思議な商品。羽根がないのに、風が出てくる。現状では、同じ大きさの扇風機と比べると、風量は少なめ、リビングというよりはデスクやテーブルサイドで使用するのに向く製品のようだが、ふつうの扇風機に風量が追いつくのも時間の問題。

仕組みは、まず土台部分にあるモーターで風を起こす。その風を上部のリングに流す。リングには直径1.3mmの穴が空いており、ここからその空気が出る。キモとなるのはリングの形状。飛行機の翼のように非対称な形になっており、モーターからの空気が流れる部分の空気圧が低くなるように設計されている。リングの内側が空気圧が低くなることにより、外側から空気を引き込む。引き込まれた空気は円柱型になり、スピードを伴って流れるため、またさらに外側から空気を取り込む、といった具合だ。「モーターで起こした風量は、吹き出す風量のわずか7%。残りの93%は外側から取り込んだ空気」という。

ふつうの扇風機と異なり、モーターを土台の部分に置いた、重心の低い作りになっているため、多少のことでは倒れないのがこの設計の利点。また、羽根がないため、掃除の手間もなく、子供が指を挟まれたりする心配もない。

ふつうの扇風機と同様に、土台部分が動き、首振りが可能。またリングの部分は上下に傾け、調節できる。

店頭予想価格は25cm径のモデルが37,000円前後、30cm径のモデルが39,000円前後になるらしい。

羽根がなく、安全でスムーズな風を生み出すアイデア商品というわけだ。

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