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私たち、沢山の数字にかこまれて暮らしている。これらの数字は1桁のものや2桁のもの、ずっと桁数の多いものまでさまざまだが、最初の数字は1から9のどれかだ。

ところで、最初の数字は1から9までのうち、どの数字が一番多く使われ、どの数字が最も少なく使われているだろうか。

即座に答えられるひとはまずいないだろう。あれやこれやと思案したあげくに、ほとんどの人が、どの数字もほとんど同じ割合で使われていると答えるだろう。

けれども、事実は奇である。統計してみると1が一番多く、30.1%も使われ、続いて2、3の順序で多く使われ、1と2と3だけで全体の60%を占めている。3分の1の数字で全体の6割も占めるのだから、ずいぶんがんばっているものだ。ちなみに、最も使う回数の少ない9になると、4.6%しか現れてこない。

なぜ、数字の使われ方はこのように不公正なのか。

まず世の中で使われる数字が1桁のものに限られているとしたら、1だけが多い理由は見当たらないから、1から9まで公平に使われるに違いない。ところが、月数のように1から12までを使う場合には事情が違う。12個の数字のうち、1で始まるものが4個もあり、他の数字より圧倒的に多い。

同様な理屈で、使われ数字が1から99までならば不公正さがそれほどないが、100を越えるとまた1が有利になる。たとえば、200人の生徒に通し番号をつけると、始めの数字は1が111個、2が12個、3から9まではそれぞれ11個ずつとなる。

このように、色々な数字は1から始まることが圧倒的に多く、続いては2から、3からと、数字通りの序列ができてしまうのだ。

数字の始まり方のクセを賭けに利用すると面白い。色々な桁数の数字が混在していて、これらの数字が1から9までのどれで始まるかを賭けるのだ。

あなたは1から4までの4個の数字に賭け、相手には5から9までの5個の数字に賭けさせれば、一見あなたが不利なようにみえながら、実はあなたにとって70%の勝ち目のある有利な賭けなのだ。

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