新聞に、スーパーイオンの不振が伝えられてきた。2008年3~5月期連結決算での営業利益は20%超の減益。今年4月の計画では、3年間で閉鎖や業態転換を検討する対象店舗数を100店舗としていたが、計画を1年前倒しして125店舗に拡大する。閉鎖する約40店舗を除いた85店舗も、スーパーの売り場を縮小し、テナントを導入する方針だという。

不況の波がとうとう小売業日本一のイオンにも波及した格好。

イオンの経営理念は、お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献するというものだけど、とても変わっている。おそらく、発想としては、地域の平和と繁栄があって、地域の人々が安心して生活できる環境があってはじめて小売業が成り立つというものかも。元民主党代表の岡田克也さんの父親岡田卓也さんがイオンの名誉会長であり、兄岡田元也がイオンの社長だ。

岡田家の家訓として有名なものは「大黒柱に車をつけろ」だが、これはお客さんの便利な立地を常に求め、柔軟に店舗を展開することとして実行されてきた。四日市に最初の店舗を開いて以来、次々と三重県に出店し成功を収めるが、当初の店は今日ほとんど残っていないという。

近年、イオンは海外、とくにアジア進出で成長戦略を進めてきた。中国には19店出店済み。今年秋頃、大型ショッピングセンター「永旺購物センター北京1号店」が開業される予定。近い将来、海外小売業の売上も利益も日本国内を上回ることは間違いないだろう。

この街にも、イオンが既に撤退して、店舗がなくなっている。イトーヨーカ堂はまだ頑張っているが、バイト君の話によると、業績はいまいちらしい。東京以外はどこも物は売れないという時代かな。

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