朝刊の天声人語が短く、いい文章が多いので、時間をかけてよく読むようにしている。ふだん仕事していても、接する言葉の範囲はそう広くない。ましてや自分の発する言葉は、もっている知識の一部でしかない。

本日の内容から。

畠田(はたけだ)さん。はただと読むこともあり、本人に聞き、覚えるしかない。なお、自分の見解では、畠という字は国字である可能性が大。

ストール。長方形の肩掛け。似た物には、スカーフ、マフラー、ショール、ネッカチーフなどがある。日本語はカタカナのまま使うことが多いが、中国語なら、「披肩」,「围巾」,「围脖」、「头巾」というようだ。男性がつけていいのは一般的にマフラーとネッカチーフだけ。肩にかける、首に巻きつける、首にかける、というふうに使う。

生粋(きっすい)。生粋の大阪人、生粋の江戸っ子。もっぱら出身地や素性に使う。生粋の歌舞伎役者。

唱える(となえる)。シソーラスに、訴える(うったえる)、歌う(うたう、唄う、謳う、謡う)、詠じる(えいじる)、誦する(じゅする)などが並ぶ。

腹の底と心の底との違い。「女性が輝くと持ち上げても腹の底は違う」と書いてあった。「心の底」ではおかしい。腹の底から笑う(=抱腹絶倒(ほうふくぜっとう))。腹の底に落ちる。腹の底が煮え立つ(似た表現は、苛立った憤りがじりじりと胸の奥に食い込む)。

上っ面(うわっつら)。見せかけ。対義語は、内心、内実など。

ところで、文章では少子化は実は女性の抵抗、だと結んでいるが、先進国では移民国家以外はみな同じ傾向。子育てがやはり大変。生活が豊かになり自分たちの老後を心配することがなくなれば、おのずと産まなくなるということのほうが真実じゃないかな。

それにしても、短文読みは楽しい。読みや意味、シソーラス、対義語、例文などがネット時代ではすぐ解るので、新しい知識は思い存分吸収できそう。

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