私の聖母(サンタ・マリヤ)!
   とにかく私は血を吐いた!・・・・・
おまへが情けをうけてくれないので、
   とにかく私はまゐつてしまつた・・・・・

それといふのも私が素直でなかつたからであるが、
   それといふのも私に意気地がなかつたからでもあるが、
私がおまへを愛することがごく自然だつたので、
   おまへもわたしを愛してゐたのだが・・・・・

おゝ! 私の聖母(サンタ・マリヤ)!
   いまさらどうしやうもないことではあるが、
せめてこれだけ知るがいい—-

ごく自然に、だが自然に愛せるといふことは、
   そんなにたびたびあることでなく、
そしてこのことを知ることが、さう誰にでも許されてなゐのだ。

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