STAP細胞の騒動でも話題になっているのが、学術論文や、博士論文等に、引用はどこまで許されるか、という難問だ。

このブログ・サイトでも、数多くのものをコピペしたり、引用している。証拠として残したいもの、反論の対象にしたいもの、記事内容の出発点としたいもの、まとめたいため等。

一切の引用なしで論文を書くことはほとんど不可能。表面上、同じ文章が論文に現れなくても、内容的に同じことはよくある。外国人留学生の書いた日本語論文、日本人が書いた英語論文にコピペが多いのは、こういう文章力の差によって現れているだけであって、伝えたい内容までを考慮すれば、ネイティブの書いた論文とのコピペ程度は同等だろう。

さらに、たとえば、上の4行の文章は自分が考えで書いたものだが、同じ発想で書いた文章がインターネット上にあったのかもしれない。それは引用、コピペだと批判されたら、文章なんか誰も書けなくなる。

もうひとつの観点はコピペ文書の役割だ。学位や業績になる論文等は厳しい目で審査するが、一般人の自己満足的なブログなら、多少好き勝手に書いてもいいや、という考え方もあろう。

一般的に、丸写しはダメ、引用やコピペしたらちゃんと引用先を明示しろ、それぐらいはコンセンサス。それ以外はケースバイケースかな。

なお、数学書の古典と言われている『ユークリッド原論』にもコピペがいっぱいあると指摘されている。当時の幾何問題をまとめただけとの説まである。古来から引用、コピペが存在している。

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