ディリクレ・デデキント著、酒井孝一訳 『整数論講義(原著: Dirichlet, Dedekind “Vorlesungen über Zahlentheorie” (1849))』 (共立出版、1970年)が手元に届いた。

昔は、教科書等、こういう上製本がよく見かけたが、日本の電化製品と同じように、コスト削減のために、いま出版されている本はしょぼい。

デデキントは勿論、デデキント切断で有名なあの数学者。本書の大部分は、歴史上最も偉大な数学者のひとり、カール・フリードリヒ・ガウスが勤めた、ドイツ・ゲッティンゲン大学でのディリクレ氏の講義をまとめたもの。言わば、ガウスの直系弟子にあたる高名な数学者の講義を、またその後輩である高名な数学者がまとめあげた名著。また、デデキント自身がガウスの指導のもと、数学分野での博士学位を取った。くどいほど丁寧な解説なので、専門外のひとにわかりやすい。

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