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1冊の本が手元に届いた。1919年生まれの王翰章教授が、8年間かけて、自分の人生のなかで、記憶に残った多くの出来事をひとつひとつできるだけ具体的に、詳細に書き下ろした自伝・家族史というもの。1949年に医学博士を取ったことからもわかるように、著者が生まれながらにしてトップレベルの教育を受け、裕福な環境で育った知識人。その分、本に書かれたことは記憶違いがあるかもしれないが、真実・事実とみてよさそう。また、写真が多く添付され、当時の社会の現状、文化人の思索を知る上で貴重な1冊といえよう。日本軍が当時の北京でどういうことをやっていたか、自分が注意深く見た。

自伝という意味では、本サイトが十分機能するとは思えない。家族や知人に迷惑をかけてはいけないので、毎日の生活のなかから、面白そう、役に立てそう、公表しても問題にならないものをピックアップして記事にしている。その結果、趣味に偏ったサイトになっている面は否めない。

ただ、すべての事実は書けないにしても、書いたことがすべて事実であるべきだという信念は自分にある。立場の違い、間違った理解、個人の価値観による記事もあろうが、誰かに言われて、なんとか圧力に負けて、誰かに迎合するために書いた記事はひとつもないと考えている。

そういう意味では、本サイトが何十年後も続くのであれば、自伝出版のための素材になりうる。多くの写真が残っていることはとくに貴重だと思う。

悔いのない人生。自伝の最後に書けるように毎日を楽しく、力強い生きていきたい。お医者さんの自伝をみてそう思った次第。

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