縁があって、黒羽の芭蕉の館を見学してきた。学芸員さんの熱心な解説や、展示されている漢文古文をみて、脳味噌の文学的細胞が少し増えたかなと喜んだ。

それでも、芭蕉俳句の良さはわからない。たとえば、

「田や麦や 中にも夏の ほとゝぎす」

名句と言われても全く納得しない。名詞、田、麦、夏、ホトトギスを並べただけで、豊かな自然と連想できるか。私には無理。田も麦も自然でできたものではなく、人工物だろう。夏は自然というよりも季節を表す言葉。ホトトギスは夏にしか生きていけない鳥でもなさそう。「夏」というキーワードがないと、全く季節感不明な句と感じる。

とくに気になったのは「中にも」という部分。なにを言いたいか理解不能。

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