昨日、テレビ番組で文化人の代表格である池上彰さんが対談という形で対中観を披露した。こういう番組は、要するに悪いのは日本ではなく、中国が悪いということを言いたかったようだ。

例えば、中国人の反日感情が反日教育のせいだという。90年代以降、共産党の独裁を維持するために、反日を利用したというのがその理屈。民主主義に移行すれば、反日感情がなくなるとか。

反論は実に簡単。韓国は民主主義国家だと思うが、反日国家としても有名。「民主主義=親日」ではないのだ。中国が民主主義国家になれば、いま以上に反日に走ると個人的に思っている。

また、大変重要な事実だが、中国人は高齢であればあるほど反日的だ。70才以上の高齢者が身を持って日本軍の占領を経験したし、村全体が焼きつくされたことは、自分の母親も言っていた。村は中国のハリウッドと言われていう浙江省横店の近く、交通不便のところ。また、東北地方では、中国人(当時は満州人)が米を食べると殺される。終戦時に毒入りの飴をばら撒かれて食べてしまったとか。極親しい人からの話なので、事実だろう。

中国のリーダーになった習主席のような50~60代は、日本軍のやったことを直接知らないが、日本社会がいいとか、日本製品がいいとかのことは若い頃知らないので、親しみ観はない。

80年代以降生まれの若者は日本製品が周りに溢れ、アニメやファッション等で日本の良さを知って成長したので、親たちよりも日本寄りと言えよう。ただ、その世代以降は自分の利益、国益を最大限に考えることになっていて、親日世代と期待するのは間違い。

中国人は共産党の独裁にうんざりしていると報道するのに、共産党の反日教育は大成功ということ自体は相矛盾していないか。

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