日本の国会に相当する中国人民代表大会がいま北京で開催されている。日本からみると不思議なことが多い。

①日本の国会議員になれば、給与(歳費という)は国から支給され、毎年4千万円以上をもらえる。公設秘書等他の収入を入れるとざっと1億円とか。しかし、中国の代表(議員)達は国から歳費が支給されない。一時特別手当や北京までの交通費、北京での生活費はあるようだが。そういう意味では、日本で言う国会(地方)議員という専門職は中国にはない。

②代表達はどう選ばれたのだろう。日本だと選挙費用は高く、議員になろうと思っても、ふつうのひとはそう簡単になれない。簡単になれるなら、4千万円の歳費はとても美味しいのに。中国では、末端の地方議員は直接選挙、そこからは代表による選挙で全国代表になる。運が良ければ、貧しい農民でも代表になれる。

③法律がどう作られているのだろう。日本だと政府の官僚が原案をつくり、国会で議員達が審議して投票して決めるのは一般的。審議の段階で、首相や大臣を呼んで直接質疑したりする。議員と政府との対決がテレビ等で中継される。中国では、そういう対決の場面はみられない。大臣達の記者会見がテレビ中継されるようにはなっているが。

④記者会見では、大臣達は原稿なしで答えている。数分とかではなく、1時間や2時間もすらすら喋っているところはやはり頭がいいと思った。原稿を見てはいけないらしい。

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