放射能事故で自分に最もショッキング、しかし最も当たり前と感じたことは核物質は決して消えないことだ。電力供給を止めれば大抵の機械は止まる。ものを壊せば機能しなくなり、ものとしての形すらなくなることもあろう。しかし、核物質は決してなくならない。ずっとそこら中に存在しつづける。

人類の英知ではまだ物質を構成する分子や原子を壊すことができないから。放射能物質の崩壊をひたすら何十年、何百年、何千年、何万年と待つしかない。哀れな人類だな、宇宙人から見れば。

除染を一生懸命やっている。綺麗にすればまた元の生活に戻せると夢見ているひとが多い。でも、それはただ置かれた場所が変わっただけ。日本全土にばら撒いて薄められただけ。

放射能事故はまだ終わっていない。近日福島第一2号炉の温度計が80度を超えたとか。温度計の表示が低ければ万々歳、高ければ故障だと考える気持ちは分かるが、核物質が制御不能の状態でそこにある以上、放射能事故が終わるはずはない。

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