何年も昔に買ったコンパクト日本語キーボード(テンキーなし) BUFFALO BSKBU05。USB有線。
あまり使っていなかった。理由は覚えていない。確かに右一列に、上から、Delete、Home、PgUp、PgDn、Endというキーの配列は自分にとって好ましくない。
PgUp、PgDnキーはふだんそれなりに使うので、あるのはありがたいが、問題はBackSpaceキーの隣に配置されているHomeキー。いろいろなPCを使っているので、BackSpaceキーのところを叩く習慣ができているが、本キーボードになるとそこはHomeキー。カーソルがファイルやページの先頭に飛んで行ってしまうことが何度あったことか。
自分にとって、HomeキーもEndキーもいらない。すくなくとも、DeleteキーやBackSpaceキーの隣に置くととても迷惑。
それが理由で蔵入りになったのかもしれない。
在宅勤務のいまは、暇の時間が増えたので、キーボードの改造を考えるようになった。
実は本キーボードを一度分解したことがあった。長い間使っていないと、内部のシリコンが固くなったか、弾力性が失われたか、理由は不明だが、反応しないキーがいくつもあった。分解して、掃除したところ、正常に入力できるようになった。内部構造や改造の可能性がその分解でわかったわけだ。
ということで、DeleteキーとInsertキーを位置を入れ替え、PgUpキーとPgDnキーをひとつ下の位置にずらした。さらに、Insertキー、Homeキー、Endキーを黒マジックペンでその印字を塗りつぶした(このうち、黒シールが手に入れば貼り付けて隠すつもり)。
そして、ソフト KeySwapの出番。Insertキーの代わりにDelete、Homeキーの代わりにBackSpace、PgUpキーを無効、PgDnキーの代わりにPageUp、Endキーの代わりにPageDownをそれぞれ機能させた。
つまり、DeleteキーもBackSpaceキーも横2つ並び、それぞれが巨大なDeleteキー、BackSpaceキーというものになった。
HomeキーとEndキーが消え、PageUpキーとPageDownキーが印字の位置に来たのだ。
改造はこれで終了。
キーボード自体はストロークが3mmと深く、分解しやすく、値段のわりにいい。変態キー配列を自分の好みに改造したので、当面使うことにした。