Linux Mintのインストールでユーザ名を間違えて入力してしまい、その後それを修正したらパスワード入力が正しくないと拒否され、ログインできなかったときの対策を書いておく。
Linux等は所詮個人用OS、セキュリティに抜け道は多い。OSの再インストールは最終手段だが、そこまでやる必要はない。
基本的には、Linux Mintをrecovery modeで起動すればシングルユーザになるので、パスワードの入力は要らなくなる。後はユーザパスワードファイルを修正すればよい。
OS起動時に、Grubブートを使われるが、そこで、Advance opionsを選択し、その中からRecovery Modeのエントリーを選べばよい。
そしてEnterキーを数回入力すると、コマンドプロンプトが表示される。そこで、mount -a を実行し、ファイルシステムをマウントしておく。
パスワードファイルやグループファイルは /etc ディレクトリにあるので、
1 2 |
vi /etc/passwd vi /etc/group |
で間違いを適切に修正すればOK。なお、groupファイルには、sudoという行に記載されているユーザはsudoを実行する権限を有する。